読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Mylog

ゲーム、映画(主に洋画、アニメ)の感想はきだめ。

君の名は。感想

※ネタバレ警告

f:id:shira00:20160826100420j:plain

ーまだ会ったことのない君を、探している

 

ずっと待ってました新海最新作!初日に見てきました。

まさかの"極上音響上映"だったのでびっくり(爆音とは違います

前述に"ずっと待ってた"とある通り筆者は新海作品のファンでほぼすべての作品を網羅してます。個人的に一番好きなのは「秒速5センチ」あの終わり方に不満は持つ人が多いですが含みを持たせた終わり方は個人的に凄く好きです。

「星を追う子供」はジブリを強く意識したせいでいつもの新海節はなくあまり評判は振るいませんでした。個人的にはこれはこれでありじゃないかと思っていたりします。

 

鑑賞する前に本作の小説版が出てしまっていて封印してたんですがレビューなどに釣られガッツリ読んでしまったので大方話の進み方は知ってはいますがこれが映像になるとどうなるかワクワクでした。

 

前置きが長くなりました。以下感想です。

 

 

 

 

 

今回の作風は言の葉の"雨"の表現から"空"を中心とした描写になり雲の向こう~、秒速なんかを彷彿とさせます。相変わらず美麗な背景描写は今年見たアニメ映画の中で最高峰で圧巻の一言。 

 キャラデザインがいままでどちらかというとリアルチックというかあまりアニメファンに媚びていないようなデザインでしたがZ会のCM(?)などでタッグを組んだ田中将賀さんになり現代風アニメっぽくなりました。筆者も好きなアニメーターさんでとらドラの頃から知っています。

最初は新海作品とのマッチングとしてどうだろう…という印象はありました。動いているところを見てしまうとあまり気になることはなかったです。少し肌色成分、下着成分もあるので昨今のアニメを見ているかどうかで好き嫌いはわかれると思いますが…

 

テレビアニメのようにOPがあり、序盤はよくある入れ替わりのお話、そして途中からSF物へと変貌を遂げます。

災害の起きる街を入れ替わりを使いどのように助けるか。主人公2人はどのように出会ったのか後半SFファンタジーとして"ありえない"を描いています。

音響は曲もそうですが爆発音なども含まれ爆音かつ極上音響でした。PVっぽい演出も新海っぽいなぁと

最初は全く新海作品とは思えないポップな展開です。後半に連れ徐々に色が出てくる作品でした。

良くも悪くも今回はかなり若い世代に向けられ作られている印象でいままでのような重厚な雰囲気というよりはポップでSFでファンタジーです。個人的に重厚さがなくなってしまったのは少し残念な点ではありましたが所々で監督の色が出ている場面があり1ファンとして楽しめたのは確かです。「言の葉の庭」「秒速5センチメートル」を見ている人は特にそう感じることができるのではないかと思います。序盤の学校のワンシーン(これはパンフレットにも言及されています)、ラストシーンは先に上げた2作を見てる人は「おっ」てなるかと。特にラストシーンは秒速の"救済"とでも言えばいいでしょうか…そんなような感じはしました。

 

今年見た映画のTOP3には入るできだったと思います。(ファンとして甘めの評価ではありますが)

あ 長澤まさみが演じてた奥寺先輩本職声優ばりにうまかった気がします。

主役2人も中々で神木君は場数踏んでるだけあって流石って感じでした。

 

ちょっと愚痴になってしまいますが…よくジブリ、細田作品と並べられることがある新海作品ですが、言の葉と比べ今回は過剰なくらい宣伝がされていて逆に見る気をなくす人も多少いると思います。(公開館が増えて見やすくなるのはいいんですが…)

前者は良くも悪くも一般受けの作品がメインに対し新海作品は見る人を選ぶと思います。起用俳優やキャラデザで間口は広げたのはいいことでしょうがあまり飾らずひっそりとやってほしかった感は個人的にはあります。。

今作は各映画レビューサイトで非常に評判が高く、次回作はハードルめちゃくちゃ上がるなぁとしみじみ思います。

 

総合評価:5.0/5.0